さつまいもで繋がる幸せの輪

てくてく計画では、現代の「人」「食」「環境」の問題について考える上で、耕作放棄地など開拓・再生し、さつまいもを「育てる」「食べる」「活かす」ことで、繋がる平和な未来を目指して一歩ずつ「てくてく」と歩んでゆく、そんな想いを込めて取り組んでいる江田島発信のプロジェクトです。

てくてくさつまいも物語

広島のまちを支えた
江田島のさつまいもを、もう一度。

広島を代表する牡蠣をはじめ多くの宝が眠る島[江田島]その中でも江田島のさつまいもは歴史と物語があった。
今では世界の平和のシンボルとなった広島のまち。
戦後には全てが焼き尽くされたこのまち。
動き出したまちの未来を食べ物で支えたのが江田島のさつまいもだった。それから70年あまりが過ぎ、この島もずいぶんと荒れた畑が増えた。

島のじいちゃんが「わしゃあ、芋は食べ飽きた。若いころ一生分食うたけんのう。」と言う。
このじいちゃんに旨いさつまいもを食べてもらいたい。
いや、じいちゃんには食べてもらえんかもしれんけど…
もういっぺん平和を祈りながら畑を耕して江田島で安心で旨いさつまいもを育てたい。

できれば島の子供と一緒に江田島のことや広島のこと、平和のことや食べ物のこと、そして僕らの未来のことを笑いながら話ながらさつまいもを育てたい。

江田島の芋で
繋がる、広がる未来を目指して歩みだす。

どうやって食べたら旨いかのう。
てんぷら、焼き芋、大学いも、豚汁、スイートポテト、サラダ、グラタン、レンコンや野菜と炒めても旨いのう。さつまいも言うたら色んなモノと合うんじゃのう。まだまだ色んなところの色んな素材とかけることで新しい味が発見できそうなようのう。江田島の中の素材と色んな食べ方して、広島県の素材と色んな食べ方して、日本中のええ素材と色んな食べ方して、世界中の素材と色んな食べ方して…夢が広がるのう。

この江田島の熟成さつまいもで、美味しいモノができて、一人でも多くの人に小さな幸せが届いて、それが広がって江田島のことや、広島のことや、食べ物のことや、平和な未来へつながっていけばええよのう。

てくてく計画 3つの取り組み